ボタニカルエイド ハーバルボディミストの成分としても使用されている「シトロネラ」、そもそもどんな植物なのでしょうか?
今回は「シトロネラ」という植物について、詳しくご紹介していきます。
シトロネラとはレモングラスなどと同じイネ科の植物です。別名「コウスイガヤ(香水茅)」
スリランカ原産の植物で、今では世界中で多く栽培されている香料植物として有名です。生命力が強いハーブで、細長い葉は1メートル近くまで成長します。
柑橘系に似た優しく爽やかな香りが特徴で、日光に当たっても光毒性(紫外線に反応して肌を傷める性質)を発しないとして、19世紀頃からさまざまなデオドラント化粧品や石鹸の香料として用いられていました。
シトロネラの魅力的な効能して、人間にとっては甘くてスッキリとしてよい香りですが、虫たちにとってはとても嫌な香り、昆虫忌避作用がある、という点があります。
東南アジアでは古来から蚊帳(かや)に編みこんで使用したり、ろうそくに成分を取り込んで使われたりと日々の暮らしに役立てられてきました。
特徴成分の「Citoroneral /シトロネラール」は虫が嫌がる成分と言われ、シトロネラにはこの香気が多く含まれるとして知られています。
蚊避け以外にも、コットンなどに染み込ませて洋服ダンスに置いておくことで、衣類の防虫に役立ってたり、人間以外にもペットのシャンプー剤、ノミよけ首輪、蚊よけスプレーとして広く使用されている植物です。
シトロネラの香りは、不安な気持ちやネガティブな考えに固執してしまう人を明るく、軽い気持ちに、楽観的に物事をみる手助けする香りとも言われています。